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歯科衛生士の採用ページの作り方|応募につながる医院の情報の出し方
歯科衛生士の方は、求人媒体で気になる医院を見つけたあと、ホームページやGoogleマップで「どんな職場か」を確かめることが少なくありません。そのときに見てもらえる採用ページに、何をどう書けば応募につながるのかを整理しました。
求職者は、どこで医院を確かめているか
歯科衛生士の方が職場を探すとき、一般的には次のような順番で情報を集めます。求人媒体の情報だけで応募を決めるのではなく、複数の場所で「実際はどんな医院か」を確かめていると考えておきましょう。
- 求人媒体・ハローワーク:条件(勤務地、給与、休日など)で候補を絞り込む
- 医院のホームページ:診療内容や院長の考え方、採用ページで働き方を確かめる
- Googleマップ:場所や通勤のしやすさ、外観、口コミの雰囲気を見る
- SNS:医院の発信から、院内の雰囲気やスタッフの様子を感じ取る
このうち、医院が詳しく情報を出せるのがホームページの採用ページです。求人媒体の枠では伝えきれない働き方を伝える場所として用意しておきましょう。
採用ページに載せたい項目
求職者が知りたいのは、条件と、そこで働く自分の姿をイメージできる情報です。次の項目をひと通りそろえておくと、問い合わせの前に疑問が解消しやすくなります。
| 項目 | 書いておきたいこと | 書き方の例 |
|---|---|---|
| 勤務時間 | 始業・終業時刻、休憩時間、曜日ごとの違い、残業の有無と目安 | 「平日9:00〜18:30(休憩90分)、土曜は17:00まで」 |
| 休日・休暇 | 定休日、年間休日の考え方、有給休暇の取り方、夏季・年末年始 | 「木・日・祝休み。有給は希望を聞いて調整しています」 |
| 給与の示し方 | 基本給と手当の内訳、固定残業代の有無、経験による違い、昇給の考え方 | 「月給○円〜○円(経験・勤務日数により決定)。内訳:基本給○円、資格手当○円」 |
| 教育体制 | 入職後の研修、先輩のサポート、院外セミナーの扱い、ブランクがある方への対応 | 「最初の1か月は先輩衛生士が同じ担当につきます」 |
| 1日の流れ | 朝礼から終業までの流れ、担当制かどうか、1人あたりの診療時間の目安 | 時刻と業務を並べた簡単なタイムスケジュール |
| 院内の雰囲気・写真 | 診療室、休憩室、器材、スタッフの様子 | スタッフの同意を得た写真に、一言説明を添える |
| 院長の方針 | どんな医療を目指しているか、歯科衛生士に期待する役割 | 院長のあいさつと、予防・メンテナンスへの考え方 |
| 応募・見学の方法 | 応募方法、見学の可否、選考の流れ、連絡の目安 | 「見学のみも歓迎です。フォームか電話でご連絡ください」 |
書き方の例の数字や条件は、説明のための仮のものです。必ず医院の実際の条件に合わせて書いてください。
書き方のコツ:具体的に、事実で
「アットホームな職場です」「スタッフ仲良し」といった言葉は、どの医院でも書けるため、読む側には違いが伝わりにくくなります。雰囲気を伝えたいときほど、事実を一つ添えるのがコツです。
- 「残業少なめ」ではなく、残業がある日とおおよその時間を書く
- 「教育体制が充実」ではなく、誰が・いつ・何を教えるのかを書く
- 「働きやすい職場」ではなく、休みの取り方や、子育て中のスタッフへの配慮など実際の取り組みを書く
- できないこと・合わない人も正直に書く(例:「土曜は全員出勤です」)
- 担当制かどうか、メンテナンスの担当範囲など、歯科衛生士の業務を具体的に書く
条件や大変な点も正直に書いたほうが、「入ってみたら違った」というずれを減らせます。
求人票との食い違いを防ぐ
求人媒体、ハローワーク、ホームページの採用ページで条件が違っていると、求職者は不安を感じます。給与や休日を変えたときは、すべての掲載先を同時に直すようにしましょう。
- 職業安定法では、求人の情報について、虚偽の表示や誤解を生じさせる表示をしないこと、情報を正確で最新の内容に保つことが求められています
- 実際より高い給与を書く、固定残業代を基本給に含めて見せる、といった書き方は避ける
- 男女雇用機会均等法により、募集で性別を限定する表現(「女性限定」「女性歓迎」など)は原則として認められていません
- 募集・採用での年齢制限も、原則として認められていません
- 募集を終えたら、採用ページや求人媒体の掲載をすみやかに終了・更新する
求人の表示に関するルールは、改正されることがあります。具体的な書き方に迷うときは、厚生労働省の資料や、ハローワーク・都道府県労働局、社会保険労務士などの専門家に確認してください。
なお、厚生労働省の医療広告等ガイドラインでは、職員募集のための求人広告は医療広告の対象ではないとされています。ただし、採用ページに診療内容や治療の効果を宣伝する文章を書き込む場合は、医院のほかのページと同じように表現に気をつけておくと安心です。
求人票の原稿そのものの書き方は、歯科衛生士の求人票の書き方と例文で解説しています。
写真・動画を載せるときの注意
院内やスタッフの写真は雰囲気を伝えるのに役立ちますが、スタッフや患者さまへの配慮が欠かせません。
- スタッフの写真や名前を載せるときは、掲載する場所(ホームページ、SNSなど)を伝えたうえで、事前に本人の同意を得る
- 退職したスタッフの写真をどうするか(差し替えの時期など)も、あらかじめ決めておく
- 患者さまやカルテ、予約表、モニターの画面などが写り込んでいないか確認する
- 実際の院内と大きく違う印象を与える写真(過度な加工など)は使わない
応募につながる導線をつくる
採用ページを読んで「話を聞いてみたい」と思った方が、迷わず次の一歩を踏み出せるようにしておきましょう。
- トップページやメニューから、採用ページにすぐたどり着けるようにする
- ページの途中と最後に、応募・見学の申し込みボタンを置く
- 応募フォームの入力項目は、最初の連絡に必要なものだけに絞る
- 「見学のみ」「話を聞くだけ」の申し込みもできるようにする
- 返信までの目安を書き、その期間内に返信する
DENT SHIFTでできること
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よくある質問
求人媒体に載せていれば、ホームページの採用ページは必要ありませんか?
求人媒体で医院を知った方も、ホームページで医院の様子を確かめることが少なくありません。求人媒体の枠では伝えきれない1日の流れや教育体制、院長の考え方を採用ページで補っておくと、応募前の不安を減らす助けになります。
給与は、採用ページに書いたほうがいいですか?
求職者にとって大切な判断材料なので、目安を書いておくのがおすすめです。幅を持たせる場合は、何によって金額が決まるのか(経験、勤務日数など)と、手当の内訳を添えると誤解を防げます。求人媒体やハローワークの求人票と内容をそろえてください。
「女性が活躍している職場です」と書いても大丈夫ですか?
男女雇用機会均等法では、募集で性別を限定したり、一方の性別を歓迎すると示したりする表現は、原則として認められていません。性別ではなく、仕事の内容や働き方、子育てとの両立の取り組みなど、事実を書くようにしましょう。迷う場合は労働局などに確認してください。
スタッフの写真は載せたほうがいいですか?
院内の雰囲気が伝わるため、載せる価値はあります。ただし、事前に本人の同意を得ることが前提です。顔を出したくない方がいる場合は、手元や後ろ姿、診療室の写真で雰囲気を伝える方法もあります。
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