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歯科医院のホームページ リニューアルを考えるサイン|古いままだと起きること

公開日:2026年10月15日 更新日:2026年10月15日 執筆:DENT SHIFT 編集部(エムコレクションジャパン合同会社)

「開業時に作ったホームページをそのまま使っている」という医院は少なくありません。見た目の古さだけでなく、情報の食い違いや更新のしにくさが、患者さまの不安や機会の損失につながっていることもあります。リニューアルを考えるサインと、進めるときの注意点を整理しました。

リニューアルを考えるサイン

次のような点に心当たりがあれば、部分的な修正で済むか、全体のリニューアルが必要かを検討する時期かもしれません。まずはご自身のスマートフォンで、自院のホームページを患者さまの立場で開いてみてください。

サインよくある状態
スマホで見づらい文字が小さく拡大しないと読めない、ボタンが押しにくい、横にはみ出す
https未対応アドレスが「http://」のまま。ブラウザに「保護されていません」と表示される
情報が古い診療時間・担当医・料金が現状と違う、何年も前のお知らせがトップに残っている
自分で更新できない休診のお知らせひとつでも制作会社に依頼が必要で、時間も費用もかかる
予約導線がない電話番号が画像になっていてタップで発信できない、ネット予約へのリンクが見つからない
表現が古い医療広告ガイドラインの整備以前に書いた体験談や「痛くない」などの表現が残っている
表示が遅いページが開くまで待たされる、画像がなかなか表示されない

古いままだと起きること

ホームページが古いままでも、すぐに患者さまがいなくなるわけではありません。ただ、見えないところで次のような影響が出ていることがあります。

  • 患者さまへの影響:スマホで読みにくい、情報が古いと「この医院は今も大丈夫かな」と不安を感じ、他院を選ぶきっかけになりかねません
  • 検索への影響:Googleは、HTTPSで安全に配信されているか、モバイル端末で適切に表示されるかなどを、ページエクスペリエンス(使いやすさ)の確認項目として挙げています
  • AIへの影響:ChatGPTなどのAIはホームページの文字情報を参考にすることがあります。古い診療時間が残っていると、誤った情報が伝わるおそれがあります
  • 受付への影響:ホームページで分からないことは電話での問い合わせになり、受付の負担が増えます

リニューアルをすれば検索順位や来院数が必ず上がる、というものではありません。Googleも、ページエクスペリエンスが良好であることが上位表示を保証するわけではないとしています。大切なのは、患者さまにとって分かりやすく、正しい情報が載っている状態にすることです。

リニューアル前に整理すること

  1. 今のホームページの全ページの一覧(アドレス)をつくり、残す・まとめる・削除するを決める
  2. 力を入れたい診療(小児歯科、矯正、インプラントなど)と、来てほしい患者さま像を決める
  3. 診療時間・担当医・料金など、最新の正しい情報をまとめる
  4. 院内で更新したい内容(お知らせ・休診日・ブログなど)と、更新する担当者を決める
  5. 自由診療の費用・リスクの説明や、体験談・症例写真の扱いを見直す

特に3番目は、ホームページだけでなく、Googleビジネスプロフィールやポータルサイトの情報とそろえることが大切です。リニューアルを機に、医院の情報を載せている場所を一覧にしておくと、その後の更新漏れを防げます。

医療機関のウェブサイトは医療広告ガイドラインの対象とされています。過去の表現をそのまま移すのではなく、厚生労働省のガイドラインや事例解説書を確認し、判断に迷う場合は専門家にご相談ください。

制作会社に伝えること・確認すること

  • ページのアドレスが変わる場合、古いアドレスから新しいアドレスへのリダイレクト(自動転送)を設定してもらえるか
  • ドメインとサーバーの契約名義が、医院または院長先生ご本人になっているか(制作会社名義のままだと、乗り換えのときに困ることがあります)
  • 公開後に、院内でお知らせや診療時間を更新できる仕組みになっているか
  • スマートフォンでの見え方、表示の速さを公開前に確認してもらえるか
  • 見積もりに含まれる範囲(原稿作成、写真撮影、公開後の保守など)

Googleの案内では、アドレスが変わるサイト移転の際は、サーバー側で恒久的なリダイレクト(301など)を設定し、古いアドレスと新しいアドレスの対応表をつくることが推奨されています。たくさんの古いページをまとめてトップページに転送することは避けるよう案内されており、リダイレクトはできるだけ長く(一般的には1年以上)維持することが勧められています。

費用は依頼する範囲によって大きく変わります。金額だけで比べず、何が含まれているかを確認しましょう。見積もりの見方は「歯科医院のSEO・MEO・AI検索対策の費用の考え方」の記事で整理しています。

公開後のチェック

  • スマートフォンとパソコンで全ページを開き、表示崩れや誤字がないか
  • 古いアドレスを開いたときに、対応する新しいページに転送されるか
  • 電話番号のタップ発信、ネット予約、問い合わせフォームが動くか
  • 診療時間・住所などが、Googleビジネスプロフィールの情報と一致しているか
  • Search Consoleを使っている場合は、新しいサイトマップを送信し、エラーが出ていないか

公開直後は、検索での表示が一時的に変動することもあります。数週間から数か月は様子を見ながら、問い合わせの数や患者さまの声を確認していきましょう。

DENT SHIFTでできること

リニューアルの前後で、AIが自院をどう紹介しているかを確かめておくと、改善の方向性が見えやすくなります。DENT SHIFTの無料AI集患診断では、患者さまがしそうな質問ごとに、AIの回答に自院が表示されたかを確認できます(OpenAI APIによる測定)。あわせて、Googleマップ・Google検索・ネット予約・口コミを含む6分野で、患者さまに選ばれる状態かを点数で確認できます。約60秒・クレジットカード不要で、営業電話は行いません。

有料プランでは、毎月の表示状況の確認と、制作会社にそのまま渡せる改善指示書PDFをご用意しています。ホームページ制作・リニューアル、SEO・MEO、採用支援、クリエイティブ制作もまとめてご相談いただけます。

よくある質問

ホームページは何年くらいでリニューアルするものですか?

決まった年数はありません。年数よりも、スマホで見づらい、情報が更新できない、https未対応といったサインがあるかどうかで判断するのがおすすめです。部分的な修正で済む場合もあります。

リニューアルすると検索順位は上がりますか?

リニューアルだけで順位が上がるとは限りません。アドレスの変更時にリダイレクトを設定しないと、かえって古いページへのアクセスが途切れることもあります。患者さまに分かりやすい内容に整えることを優先しましょう。

制作会社を変えてリニューアルしても大丈夫ですか?

可能ですが、ドメインやサーバーの契約名義が今の制作会社になっている場合は、移管の手続きが必要になることがあります。まずは契約内容と名義を確認しておきましょう。

リニューアル中に気をつけることはありますか?

公開までの間も、診療時間や休診のお知らせは今のホームページで正しく更新しておきましょう。また、公開後は古いアドレスからの転送や予約ボタンが正しく動くかを必ず確認してください。

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