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歯科医院の診療メニューページの作り方|インプラント・矯正・小児歯科ごとに書くこと
「インプラント」「マウスピース矯正」「子どもの歯医者」など、患者さまは知りたい診療の名前で検索したり、AIに質問したりします。その答えになるのが診療メニューページです。診療ごとに何を書けばよいか、共通の項目と診療別のポイントを整理します。
診療メニューは「1診療1ページ」が基本
診療案内を1つのページにまとめ、項目名と短い説明だけを並べているホームページは少なくありません。しかし、矯正やインプラントを検討している患者さまは、費用や期間、リスクまで詳しく知りたいと考えています。短い説明だけでは、知りたいことが分からないままになってしまいます。
そこで、力を入れている診療から順に、診療ごとに独立したページをつくるのがおすすめです。1ページに1つの診療をまとめると、ページの見出しや本文で「この医院は何の診療を、どのように行っているか」がはっきりします。検索エンジンやAIにとっても、どのページが何の質問に答えているかが分かりやすくなります。上位表示やAIでの紹介を約束するものではありませんが、内容が伝わりやすいページを用意することが基本になります。
どの診療ページにも共通で書く項目
診療の種類が違っても、患者さまが知りたいことの多くは共通しています。次の項目を同じ順番でそろえると、患者さまも読み比べやすくなります。
- 対象となる方:どんなお悩みや希望の方に向けた診療か(例:「歯ぐきから血が出る」「前歯のすき間が気になる」)
- 治療の流れ:相談・検査から治療、治療後のメンテナンスまでを順番に
- 期間・回数の目安:通院の回数や期間を「目安」として書き、個人差があることや検査で決まることを添える
- 費用:保険診療か自費診療かを明記し、自費診療は税込の金額で、内訳(検査・装置・調整など)と追加費用がかかる場合の条件も書く
- リスク・副作用:主なリスクや副作用、治療が向かない場合があること
- よくある質問:患者さまから実際によく聞かれる質問と答え
- 相談・予約の方法:相談だけでもよいか、予約の取り方
医療広告ガイドラインでは、自由診療の情報をウェブサイトに載せる場合、通常必要とされる治療の内容・費用、主なリスク・副作用などを分かりやすく示すことが、掲載の条件(限定解除の要件)のひとつとされています。具体的な書き方は、厚生労働省の資料や専門家に確認してください。
期間や費用は、幅を持たせた書き方でもかまいません。ただし、「○○円〜」とだけ書くと実際の負担が分かりにくいため、何が含まれる金額か、どんな場合に費用が変わるかを文章で補いましょう。料金表を画像で載せている場合は、本文にも文字で書いておくと、検索エンジンやAIにも読み取られやすくなります。
診療別に書きたいこと
共通の項目に加えて、診療ごとに患者さまが気にするポイントがあります。
| 診療 | 書いておきたいこと |
|---|---|
| 一般歯科(むし歯・歯周病) | 痛みへの配慮、できるだけ削らない・抜かないための考え方、保険診療の範囲、急な痛みのときの受診方法 |
| 小児歯科 | 何歳から通えるか、初めての受診の流れ、怖がるお子さまへの接し方、保護者が付き添えるか、ベビーカーや駐車場の有無 |
| 矯正歯科 | 対応している方法(ワイヤー矯正・マウスピース矯正・小児矯正など)、治療期間と通院頻度の目安、費用の内訳と支払い方法、保定期間、主なリスク |
| インプラント | 治療が向かない場合、検査の内容、手術から歯が入るまでの流れと期間の目安、費用の内訳、主なリスクと治療後のメンテナンス |
| ホワイトニング | 方法の違い(医院で行う方法・自宅で行う方法)、効果の感じ方や持続には個人差があること、知覚過敏などの副作用、受けられない場合 |
| 予防・クリーニング | 定期検診の内容と通う間隔の目安、歯科衛生士が担当すること、保険で受けられる範囲と自費のメニューの違い |
表の内容は一例です。実際に自院で行っている内容だけを書き、行っていない方法や設備を書かないようにしましょう。「当院では」で始まる文章で、自院の考え方を具体的に書きましょう。
自費診療のページから相談につなげる考え方は、自費診療の相談を増やす情報発信で解説しています。
写真・症例の扱いに注意する
診療メニューページには写真があると分かりやすくなりますが、使い方には注意が必要です。
- 治療前後の写真(ビフォーアフター)は、医療広告ガイドライン上、治療内容・費用・リスクなどの詳しい説明を添えるといった条件がある場合を除き、掲載が認められないとされています
- 患者さまの体験談を、治療の効果を印象づける目的で載せることは避ける
- 患者さまが写る写真を使う場合は、本人の同意を得たうえで、個人が特定されないよう配慮する
症例を紹介したい場合も、まずは治療の流れや考え方を文章でていねいに説明することを優先しましょう。掲載するかどうか迷う場合は、厚生労働省の医療広告ガイドラインやQ&Aを確認するか、専門家に相談してください。
患者さまの言葉で書く
診療メニューページは、歯科の専門用語だけで書くと患者さまに伝わりにくくなります。患者さまは「歯周病治療」ではなく「歯ぐきから血が出る」、「咬合」ではなく「かみ合わせ」と検索したり、AIに質問したりすることが多いからです。
| 専門的な言い方 | 患者さまの言い方の例 |
|---|---|
| 歯周病治療 | 歯ぐきから血が出る、歯ぐきが腫れている |
| 欠損補綴 | 歯がなくなったところをどうするか、入れ歯とインプラントの違い |
| 小児の咬合誘導 | 子どもの歯並びが気になる、何歳から矯正できる? |
| 審美歯科 | 前歯の色が気になる、銀歯を白くしたい |
専門用語を使う場合は、患者さまの言葉を見出しや冒頭に置き、そのあとに説明として正式な名称を添えるのがおすすめです。質問と答えを分かりやすい文章で書いておくことは、AIが患者さまの質問に答えるときの手がかりにもなります。構造化データ(MedicalProcedureなど)で診療内容を記述する方法は、関連記事で紹介しています。
DENT SHIFTでできること
DENT SHIFTは歯科医院専用のAI集患診断・改善サービスです。無料AI集患診断では、「○○で子どもを連れて行きやすい歯医者は?」「○○でマウスピース矯正の相談ができる歯医者は?」のように患者さまが実際にしそうな質問ごとに、AIの回答に自院が表示されたかを確認できます(OpenAI APIによる測定)。あわせて、Googleマップ・Google検索・ネット予約・口コミを含む6分野で、患者さまに選ばれる状態かを点数で確認できます。
有料プランでは、毎月の表示状況の確認と、ホームページ制作会社にそのまま渡せる改善指示書PDFで、診療メニューページの見直しを支援します。ホームページ制作・SEO・MEO・採用支援・クリエイティブ制作もまとめてご相談いただけます。営業電話は行いません。約60秒・クレジットカード不要の無料診断で、診療ごとに自院がAIにどう扱われているかを確認してみてください。
よくある質問
診療メニューは1つのページにまとめてもいいですか?
一覧ページがあること自体は問題ありませんが、矯正やインプラントなど詳しい説明が必要な診療は、診療ごとにページを分けるのがおすすめです。1ページに1つの診療をまとめると、患者さまが知りたい情報を見つけやすく、検索エンジンやAIにも内容が伝わりやすくなります。
自費診療の費用はどのように書けばいいですか?
税込の金額で、何が含まれる金額か(検査・装置・調整など)と、追加費用がかかる場合の条件を文章で書きましょう。金額に幅がある場合は目安であることと、検査や相談で個別に決まることを添えると誤解を防げます。医療広告ガイドラインの考え方は厚生労働省の資料で確認してください。
治療前後の症例写真を載せてもいいですか?
治療前後の写真は、医療広告ガイドライン上、治療内容・費用・リスクなどの詳しい説明を添えるといった条件を満たさない限り、掲載が認められないとされています。まずは治療の流れや考え方を文章で説明することを優先し、掲載を検討する場合は厚生労働省の資料や専門家に確認してください。
どの診療ページから作ればいいですか?
院長先生が力を入れたい診療と、実際に問い合わせの多い診療が重なるものから始めるのがおすすめです。1ページを共通の項目で整えたら、同じ構成でほかの診療にも広げていきましょう。順番をそろえておくと、患者さまも読み比べやすくなります。
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